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専業主婦は楽な勝ち組なのか。元ハードワーカー専業主婦が勝手に紐解くメリットデメリット

こんにちは、かもめです

私は現在専業主婦になり2年が経ちます。
その前はサービス業で朝から晩まで、日によっては12時間以上働くハードーワーカーをしておりました。

アルバイト、パート、正社員を経験したのち専業主婦になった
私なりの専業主婦のメリットデメリットについて見解を書いてみようと思います。

※私個人の小さな価値観です。主婦のグチだと考えてお気軽に読んでいただければ幸いです

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専業主婦は楽なのか?結論は・・

はじめに結論から述べますと、「」だと思います。

(ただ、私の場合が楽だと思うからといって専業主婦みんなが同じと言いたいわけではありません)

その理由についてメリット・デメリットを交えて解説していきます。

メリット
デメリット
  • 人間関係等のストレスから解放
  • 家族との時間が取れる
  • 自由が手に入る
  • 働かないことが肯定される
  • 自分次第で最高に楽しい人生
  • 無職の負い目を感じる
  • 家事負担が増す
  • 働かないことについて揶揄されがち
  • 人との関わりが希薄になりがち
  • 夫への経済的依存が否めない

メリット

人間関係等のストレスから解放される

これが一番ではないかと思います。
大抵の社会人はやりたくない仕事、付き合いたくない人間関係など、お金の為になにかしらの我慢して働いていますからね。

自由に活動できる

私は子育て中なので完全自由というわけではないですが、こどもの機嫌が良ければ好きにどこでも行けますし
家事さえこなせば自分の工夫次第で時間は自由です。

働かないことが肯定される

夫に家事育児に専念してほしいと言われているので実質働いていなくて文句を言われる人がいません。

ちなみに子供が1歳を過ぎたら働くのが当たり前な昨今、裕福でも無い私がなぜ専業主婦でいるかというと理由は2つあります。

  1. 1歳児の保育料が高い
  2. 夫は仕事、私は家庭に専念、と役割分担している

未満児の保育料ってとても高いんですね。扶養内でパートを始めたとして収入の半分は保育料に当てる形となります。
また、仕事と育児を私が負担するとなると時間的余裕が無くなり、時間をお金で買う形(外食に頼る等)になり出費が増えることが安易に想定されるからです。
また、こどもが幼いうちはそばにいてやってほしいという夫の願いでもあります。

自分次第で最高の人生

どんな人生だって考え方次第で良くも悪くもとれますので、当たり前のことをですが、、

1人で家事育児全部するのは楽ではありません。
でも考えてみれば、食べたいものもねだれば好きに食べさせてもらえたり当たり前に快適な生活をさせてもらって本当に恵まれているなと思います。
どう捉えるかは自分次第。

デメリット

家事の負担が増す

養ってもらっているという点で家事分担の提唱が難しくなります。

共働きの頃から私が家事全般を担っているのであまり変わらないと言えば変わらないですが、夫が僅かに協力してくてれいた部分も私持ちになったので多少家事負担が増しました。

かもめ

夫もめちゃくちゃ忙しい部署に配属になり多忙になりました

ただ、仕事プラス家事だった共働きよりかは全体の労働量が軽減されたので
やり方次第では大きいデメリットでもないかもしれません。

また、家事が楽かどうかは家庭それぞれ

時間のかかる家事をお金で解決(外食や委託など)して楽できる家庭もあれば、
家にいることを理由に手間のかかる家事を求められる家庭と様々です。

かもめ

住まいの大きさ、世話をする家族の人数、一口に家事といっても個々が抱える事情と家事の量って本当に人それぞれですからね。

ちなみに我が家は後者。
夫の食に対するこだわりが強い為炊事にかける時間の割合は多め。

食へのこだわり一例

・食事はすべて手作りが基本
・毎日の弁当は必ず用意
・スーパーの惣菜は一切食べない
・晩御飯に麺類・粉類はNG など

私自身負担が少なければ料理自体は好きで、加工品は健康面を考えて使わないようにしているのでお互いにメリットがあります。(めんどうですけどね)

しかし家にいて時間がある分、家事にもクオリティを求められるんですね。

そして主婦当事者も無職の負い目というか、その要求をさも当然と受け入れてしまうのです。

まあ逆の立場だとしても「家にいるんだからそれぐらいしてよ」なんて思ってしまうのもいざ仕方ないと思います。

働かないことを揶揄されがち

これはとても痛感しています。

独身の友人たちに「働かないの?」と会うたびに言われたり、
「そんな学生みたいなお小遣いでよくやっていけるね」と言われることもありました。

かもめ

働きたくないから専業主婦しているわけではないのですが‥

まあ言われて引っかかるということは自分が一番思っているからなんですよね
「世の中の人は働いているのに私はのうのうと過ごしていて良いのだろうか?」と考えることも。。

子育て中の働く働かないは自分の意思だけ押し通して叶うものでもないですからね

実際この記事を読んでくださっている方の中にも「専業主婦=楽してる」
と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

恥ずかしい話、私も20代前半に思ったことがあります。

育児も分からなければ、働かないで家で過ごす暮らしの想像なんてできませんでしたから。

人間関係が希薄になる

現在私を取り巻く人間関係は身内オンリー。
平日はこどもと2人、土日は家族3人で過ごす、たまに実家に顔を出す。その程度の人間関係です。

働いていれば、仕事仲間とプライベートな雑談で盛り上がったり、たまに美味しい差し入れをいただいたり、、

私がハードワーカーだった頃はとても大変でしたが、人と接することで仕事の緊張感ややりがい、職場の方々やお客様との雑談など楽しかった思い出もたくさんあります。

そんな外の刺激が一切無くなるわけですから、それはそれで寂しいですよ。

経済的依存が否めない

これは昔からよく聞く話ですよね。

シングルマザーになって働き口に困った、貯金も無いなど。

私もどっぷり夫に経済的に依存しているわけですが、今は特に不安に感じていません。理由は2つあります。

1つは、社会経験から正規雇用が全てだとは思わなくなったこと
2つめは、夫の収入が安定していて夫婦仲も良好、無職である危機感が薄れていったこと

昔は(大変失礼ですが)非正規雇用で苦労している方々を部下や同僚に持ち、その実態を目の当たりにして絶対正社員を辞めたくないと思っていました。

かもめ

家計のために本当に身を削って働いているアルバイトさんもいました。サービス業は受け口が広いけど加齢と共にムリが効かなくなるのが難点、、世知辛い。

しかし色んな会社を経験し、将来を考えた企業選びをしたとしても確実なことは無いのだと実感したことで働くスタイルは何でもいいと思うようになりました。

というのも転職の絶対条件に産休育休制度がある会社を選んできたのですが、実際は仕事自体が合わなかったり、制度があるものの取得を認められなかったりしたのです。

決定的だったのが、育休制度がある会社でいざ妊娠した時、妊娠したら大抵の人が安定期までには退職しているという事実を知ったこと。

ほぼ女性メインの職場で理解があるだろうと勝手に思っていましたのでショックでした。

現在不安は感じていないにしろ、夫に依存できなくなった場合を考えるとやはりリスクはあるので自分名義の資産や働き口の確保は重要だと思っています。
フリーランスや短時間バイトなど、なにかしらの野望を持っています。

かもめ

いつかまた植物の仕事をしたい‥

埋まらない収入格差

ちょっと余談になりますが、我が家はいわゆる学歴差婚です。

夫は高学歴の準公務員。
私は偏差値底辺の高卒。

もうこの時点で収入格差は確実で、私がフリーランス等で成功するような奇跡でも起こさない限り埋らない溝なんですよね。

私が社会人として身を置いていたサービス業界はとても薄給、
正社員として頑張ったところで夫の三分の一の年収が関の山。

夫は稼ぎは得意だけど、家事が苦手(したくない)

私はサラリーマンとしてポンコツ、家事は得意(嫌いじゃない)

ここが専業主婦をする理由のひとつでもあります。

会社員時代、上司に「お前はさっさと仕事辞めて家庭に入った方がいい」なんて言われたことがあります。モラハラ以外何でも無いですが、ケアレスミスが多かったり対人関係が得意ではなかったりと、自分でも「確かにそうだわ」と思う程のポンコツぶりでした。

ちなみに容姿端麗でも賢くもない私が自称ハイスペック夫と結婚できたのは、
早々に自立し生活能力だけはあったお陰かも知れません。

家庭的な部分を磨くのは女の武器になりますね(笑)

働く気があるのか?

働くこと自体は好きで前職も楽しかったです。
本音を言えば子供を預けて程々に働きたいけど、家事育児に専念して欲しいという夫を説得してまで働く気はないというのが現状です。

夫を言い訳に働きたくないだけでは?


普通の夫婦なら話し合って、本人に働く意思があればどうにでもなると思いますよね。
そこでなぜ説得が必要なのかを過去の体験からお話します。


以前は家族経営の小さな会社で、安定した事務職(しかもホワイト企業)をしていました。
しかし前職のやりがいを諦めきれず自分のやりたい仕事に夫の反対を押し切って転職したのです。

夫は絵に描いたような亭主関白な昭和男。
妻は家庭に専念して欲しいという気持ちが人一倍強い人です。

しかし私は自由人。好きなことをして働きたいし、自分の人生を家族に捧げるつもりはないという性格です。

安定より自分のやりがいを優先しました。

その代償として共働きで仕事内容が変わっても家事は今まで通りこなさなくてはなりませんでした。

仕事と家事の両立はとても苦労しました。
自分自身も仕事でくたくたに疲れている、でも頼れないのですから。。

かもめ

もう本当に大変な思いをしました(自業自得)


夫の立場は家庭という会社の協同経営者。

パートナーの意見を聞かずに一方的な判断を押し切るということは良くないですよね。

今の暮らしは私が家庭に専念するメリットの方が今の私たちにはお金よりも大きいことだと夫婦で判断した結果です。

かもめ

ワーママからするとただの言い訳かもしれません。
結局のところ強く働きたいとも思っていませんし、なにより楽させてもらってますので。

平日タイムスケジュールの変化

時間正社員勤務(前職)専業主婦(現在)
起床、朝食・弁当作り、夫出勤起床、朝食・弁当作り、夫出勤
晩御飯作り・片付け、ゴミ捨て朝食、片付け、ゴミ捨て
出勤(早くて6時発)掃除、ペットの世話
10こどもを遊ばせる
11
12
13昼食
14
15こどもを遊ばせる
16
17
18夜食作り、食事
19風呂
20夫・私帰宅(20時〜23時)こども寝かしつけ
21晩御飯、片付け、風呂部屋の片付けなど
22ペットの世話、洗濯夫帰宅、晩御飯用意・片付け、洗濯
23就寝就寝

花業界にいたので婚礼がある時は6時に家を出て22時過ぎに帰宅ということもざらでした。
それでも給料は低い、、世知辛いですね。

朝晩に家事が集中していて忙しいところを除けば日中は子供の世話と相手くらいなので勤めていた時よりも全体的に労働量は減り、精神面はかなり楽になりました。

子供の世話や相手も中々大変ですが最愛の我が子ですからね、仕事のストレスと比べたらなんのそのです。

経済的にはどうなのか

貯金はできていない

そりゃそうでしょうの結果ですね。

今はお金よりも子育てや夫を支えることにフォーカスしているので
赤字までいかないものの、金銭的に良い状況ではありません。

現在貯蓄に回している分は、こどもの積立NISA、児童手当、ボーナス(年2回)が主で年間でいうと100万程度。
そのほかポイ活で稼いだ分や、特別賞与だったりがちまちま入ってきます

私が浪費家を脱却成功できれば月々の支出を減らすことが大いに期待できるので、頑張っていきたいところです。

小遣い

我が家では新婚当初から小遣い制を導入しており、基本ベース個人にはあまりお金をかけていません。

どこまでを小遣いで負担するかは各々の家庭で違いはありますが、我が家は純粋に趣味嗜好品のみを小遣いでまかなっています。
会社で飲む飲み物代は食費、個人で使う日用品も家計から、という感じです。

夫に関しては、収入の割に小遣いが少ないので仕事へのモチベーションとしてボーナスや臨時収入があった場合多く渡す形になっています。

以前(共働き)現在(専業主婦)
15,00015,000
10,0005,000
月々の小遣い金額
かもめ

夫はナチュラルミニマリスト。酒もタバコもやらない、お金のかかる趣味もない、びっくりするぐらい欲がない人。車購入など必要な時に大きなお金が動きます。

まとめ・楽しいと思えるかは努力次第

独身、共働き、専業主婦、色んな生活をするなかで楽しめるかは人それぞれ。(当たり前)

ある程度の差はあるものの、〇〇だから人生楽というのはちょっと安直な考えではないかと思っています。

これを前提に私なりのまとめです

まとめ
  • 専業主婦は精神的にも肉体的にも楽
  • 子なしだと本当に楽
  • でもニートや家事手伝いの独身と同等にみてもらっては反感
  • 経済的依存は避けられないので金銭の悩みは尽きない

私が専業主婦になって経験したことや感じたことをまとめてみました。
かなり主観的というか感情的というか、、変なアピールになったかもしれません(^_^;)

こんな内容でもどなたかの役に立っていれば嬉しいです

最後までご覧いただきありがとうございます。

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